こんにちは、あおぴ〜です!
私が介護の専門学校に通っていたときに、半年に一回ほど介護実習がありました。
その実習がなかなか大変で、1ヶ月間、週一回の休みしかなく、レポートも毎日提出で課題もありました。
まあ、そんな話は置いといて。笑
実習中にあった、心に残っているエピソードを書こうと思います!
この話を読んで、
「家族の愛や愛情が人生を変えるかも知れない」
「誰かのためを想い、尽くすことの大切さ」
というのが伝われば嬉しいです。

人を想い尽くすことがどれだけ素晴らしいことか。
私たちに大切なことを教えてくれるエピソードでした。
実習先は身体障がい者施設
実習先は身体障がい者施設で、生まれ持って障がいを持っている方もいらっしゃれば、事故などで入居されている方もいらっしゃいました。
障がいは持っていても、それを自分自身の個性だと生き生きと暮らしておられました。
レクリエーションをする課題があったのですが、皆さんオシャレが大好きで、ネイルをするという企画を考えました。
実際に企画をしオシャレをして、とても生き生きと輝かれていました。
若い入居者さん
その中に私と同い年くらいの、20代の若い女性の入居者さんがおられました。
その方は20代で車の交通事故にあい、全身麻痺になったそうです。
言葉は出ないですが、話しかければいつも明るくニコッと笑顔で笑ってくださるような素敵な方でした。
忘れられないエピソード
若い入居者さんのご両親がいつも毎日来られており、面会が終わる時間までいつも一緒におられました。
いつものように食堂でお昼ごはんをご両親がお手伝いしていました。
ご両親と少しお話していると、
「この子ね、前は胃ろうお腹に穴を開けてチューブを通し、胃から直接栄養を摂る方法。を使って食事していたのよ。」
と言われ、以前は口からは全くご飯を食べることができなくなり、胃ろうで命を繋いでおられたようでした。
「毎日ね、少しずつだけど口から食べさせてあげると、ちょっとずつだけど食べれるようになったの。
今は胃ろうも使わないでも口から食事が取れるようになったの。」
それを聞いて衝撃を受けました。
胃ろうになれば、機能は落ちて口から食べられなくなるものだと思い驚いたのです。
そして続けてご両親が言われたのは、
「愛情をかけてね、毎日一緒にいれば変わることができるのよ。
そうやって愛情をかけてあげられる、良い介護士になってね。」
と。
そして、
「これ作ったからもらって。実習頑張ってね!」
とキーホルダーをもらいました。
手に持った瞬間、涙がこぼれそうになるのを必死で堪えました。
最後に「家族の愛情が人生を変えるかも知れない」
これからの将来のことを思って「頑張ってね」と言ってくださったご両親の心遣いと、ただの実習生にこの話をしてくださったことが心に染みました。
愛情を込めて手助けできるような、本当に良い介護士になりたいと心から思いました。
今思えば、娘さんと同い年くらいの私に夢を託してくれたのかな。
そう思ったら、
「無駄なことはできないな」
「その思いも一緒に、人生を一生懸命生きなければ」
そう強く思います。
現状の中で娘さんもご両親も、「前向きに」そして「一生懸命」生きていていました。
そしてご家族の周りには愛に溢れていました。
私自身も家族に守られてここまでこれて、今は新たな家庭を築いている。
そして家族の愛情は大切なもので、私も自身も「家族を大切に」そうありたいと思います。
これからもその気持を大切にしていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
このお話を読んで、「大切な人への愛情や優しさ」、「その人を思いやる気持ち」を大切にできる方が増えてほしいなと願います。
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