こんにちは!あおぴ〜です!
ケアマネジャー(ケアマネージャー)のことは分かったけど、
「どんな人が受けれるの?」
「どうやって資格を受けたら良いの?」
「どれだけ難しい試験なの?」
と疑問の方もおられると思います!
この記事を読めば、
- 受験資格
- 試験合格率
- 試験の費用
- 試験の申込方法など
が理解できます!
受験する際の参考になれば嬉しいです!
👇ケアマネって何?分からないよ〜という方はこちらをどうぞ!

ケアマネジャー受験資格
ケアマネジャーを受けるには受験資格に当てはまらないといけません。
「指定の国家資格にもとづく業務に通算5年以上(900日以上)従事している」
もしくは、
「施設などで相談援助業務に通算5年以上(900日以上)従事している」
という決まりがあります。
日数の算定に雇用形態は関係なく上記の受験資格に当てはまれば、通算5年以上の条件を満たしたらパートや非常勤であっても試験を受けることができます。

従業期間は試験日前日までを含むので、見込みで受験を受けることができます。その際は、実務経験(見込)証明書に見込みの記載が必要です。
【詳しくはこちらをどうぞ👉実務経験(見込)証明書について】
【👇従業期間の計算をしたい方はこちらをどうぞ】
-
以前は「介護施設での実務経験が10年以上ある」か「介護職員初任者研修(以前のヘルパー2級)の資格を持っていて、介護現場にて5年以上の実務経験がある」場合は介護支援専門員試験を受けることができました。
-
2018年の法改正により、上記の方は試験を受けることができなくなりました。
- 例でいうと介護福祉士になるまでには3年の実務経験が必要で、それから介護福祉士を取ってから5年の実務経験が必要です。介護福祉士を取るまでの3年の実務経験+介護福祉士を取ってからの5年の実務経験=8年の実務経験が必要になります。
どんな資格を持った人が受験できるの?
「指定の国家資格にもとづく業務」「施設などで相談援助業務」というのはどんな方が対象なのか詳しく書きます。
国家資格を有する者
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士が該当します。
相談援助業務に携わる者
生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員で施設などに従事する方が該当します。
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試験内容について(難易度・合格率など)

試験を実施するのは各都道府県で、全国共通の問題と日時で行われます。
難易度(合格率と受験者数)
2020年度「第23回介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」の合格率は17.7%!
ケアマネジャーはどんどん増加しており、試験内容は昔に比べて年々難しくなっているようです。
第18回(2015年度)からは解答免除もなくなり、出題数も多くなっているので合格率も少し下がっています。
第22回と比べ、今回は受験者数は増えましたが、合格率は下がっています。
試験実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
第1回(1998年) | 207,080人 | 91,269人 | 44.1% |
第2回(1999年) | 165,117人 | 68,090人 | 41.2% |
第3回(2000年) | 128,153人 | 43,854人 | 34.2% |
第4回(2001年) | 92,735人 | 32,560人 | 35.1% |
第5回(2002年) | 96,207人 | 29,508人 | 30.7% |
試験実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
第18回(2015年) | 134,539人 | 20,925人 | 15.6% |
第19回(2016年) | 124,585人 | 16,281人 | 13.1% |
第20回(2017年) | 131,560人 | 28,223人 | 21.5% |
第21回(2018年) | 49,332人 | 4,990人 | 10.1% |
第22回(2019年) | 41,049人 | 8,018人 | 18.5% |
第23回(2020年) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
👇都道府県別の合格者数が知りたい方はこちらをどうぞ!職種別の合格率も載っています!
私が受けた第19回(2016年度)の試験は合格率13.1%でなかなか難しい試験でした。
👇独学で合格する方法や試験勉強が気になる方はこちらも一緒にどうぞ!

試験内容
試験内容は下記の3つに分けられます。
介護支援分野
介護保険制度と介護支援サービスなどについて
保健医療サービス分野(保健医療サービスの知識など)
高齢者の疾患・介護技術・検査などの医学知識・保健医療サービス各論などについて
福祉サービス分野(福祉サービスの知識など)
相談援助・福祉サービス各論・他制度などについて
出題方式
【5肢複択方式】
5つの選択肢から正解を2〜3つ選択して解答する。
マークシート方式になっており、正解に鉛筆で塗り潰します。
マークシートだと1問記入する欄がずれるだけで全部ずれてしまうので注意が必要です。
筆記用具はボールペンは使用禁止なので、必ず鉛筆やシャープペンシルを持っていくようにしましょう。
試験問題数と解答時間
- 介護支援分野【25問】
- 保健医療サービス分野(基礎・総合)【15問+5問】
- 福祉サービス分野【15問】
の合計60問です。
解答時間は2時間で、1問あたり2分間の解答時間になります。
2015年度から解答免除がなくなり、出題数は一律60問となっています。
時間配分が大切なので、準備物に時計は必ず持っていきましょう!
👇試験日当日の持ち物が詳しく知りたい方はこちらをどうぞ!
「試験当日の準備物など」準備中です。
合格ライン
①「介護支援分野」と②「保健医療福祉サービス分野」+「福祉サービス分野」の区分ごとに、合格点が決まります。
合格点はそれぞれ7割程度の正解率を基準として、問題の難易度によって毎年調整されます。
合格するには両方の区分が合格点に達していることが必要で、どちらかが合格点に達していないと合格にはなりません。
試験実施年 | 介護支援分野(25問) | 保健医療福祉サービス分野(35問) |
---|---|---|
第18回(2015年) | 13点 | 25点 |
第19回(2016年) | 13点 | 22点 |
第20回(2017年) | 15点 | 23点 |
第21回(2018年) | 13点 | 22点 |
第22回(2019年) | 15点 | 24点 |
第22回再試験 | 16点 | 25点 |
第23回(2020年) | 13点 | 22点 |
受験費用

介護支援専門員の試験は国家試験ではなく、各都道府県により管理されている「公的資格」になります。
なので受験費用も各都道府県によって異なってきます。
👇各都道府県の受験費用が知りたい場合はこちらをどうぞ!合格後の研修費用も載っています!
受験日時
例年10月中旬〜下旬の日曜日に実施されます。
2021年度「第24回介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」の試験日の予定です。
試験日:10月10日(日)
試験時間:午前10時~12時まで(120分)
※点字受験者は1.5倍、弱視等受験者は1.3倍の試験時間で実施。
合格発表:12月2日(木)
試験会場
試験会場についても各都道府県によって異なります。
人数が多い県では何会場かに分けて開催されます。
👇詳しく知りたい方は各都道府県の問い合わせが載っているので確認してください。
受験手続きについて

試験を実施するのは各都道府県なので、受験の手続きや申込期間については都道府県によって申し込み方法が異なります。
【詳細についてはこちらの「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」に各都道府県のリンクがありますので御覧ください】
- 受験要項(受験に関する詳しい資料)は、勤務先の都道府県に問い合わせます。
- 受験資格に該当しない職業に就いている方は住所地の都道府県に問い合わせます。
申し込み方法・手続きの流れ
各都道府県の保健所や市区町村の介護保険担当課などで配布されています。
私が受け取ったときは社会福祉協議会に置いてありました。
詳細を知りたいときは各都道府県へ問い合わせてみてください。
窓口などに行くことができない場合は、インターネットにて書式をダウンロードできる地域もあるため確認すると良いです。
申し込みに必要な書類を集め、提出します。
願書は簡易書留による郵送のみの受付です。
郵便局の窓口が開いている時間帯に余裕をもって行きましょう。
また受験申し込み受付期間は都道府県ごとによって異なりますので、必ず確認し早めに提出しましょう。
※実務経験(見込)証明書の提出が必要で、発行までに日数を要することもあるため、余裕をもって依頼をしておくことが望ましいでしょう。詳しくは下に書いてあります。
申し込みが開始されたら受験手数料(8000円~15000円程度)を納め、払込受領書と必要書類を郵送します。
資格審査は提出した書類に不備がないか、受験資格を満たしているかなどが審査されます。
試験実施日の1週間~2週間前に受験票が郵送されます。
到着しない場合は、実施団体に確認してください。
受験に必要な書類
- 受験申込書
- 証明写真
- 実務経験証明書または実務経験見込証明書
- 資格証明書
- 戸籍抄本
- 欠格事由申出書
国家資格を保有している方は国家資格の免許証を提出する必要があります。
国家資格証明書のコピーは提出書類とはならないため、注意が必要です。
実務経験(見込)証明書
実務経験を証明するため、申し込みの際に実務経験(見込)証明書の提出が必要です。
具体的には勤務している施設や事業所の代表者に発行依頼をおこない、決められた期限までに提出しなければなりません。
受験資格に必要となる実務経験の日数が申し込みの日までに足りない場合には、実務経験見込証明書を提出することによって見込受験として認められています。
この場合には、従事期間や日数の計算は試験日の前日までカウントすることが可能です。
この証明書も勤務先に記入してもらいますが、複数の職場の勤務期間を合わせることで条件を満たす場合には、複数の勤務先に記入してもらう必要があります。
実務経験(見込)証明書がいらないことも
条件に該当すれば、実務経験(見込)証明書の提出が不要となる省略受験が可能なケースがあります。
受験資格要件で以前に実務経験証明書を出しており、受験票の交付を受けた者(試験の当日、休んだ者を含む。無効者は除く。)はいらないことがあるようです。
都道府県によっては実務経験証明書の省略ができないこともあるため、受験要項を把握しておきましょう。
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まとめ
受験申込みの際は提出物がたくさんあり、期限もあるため、予め調べて余裕を持って提出することをおすすめします!
試験が終わった後も研修があるので大変ですが、資格を取るとスキルアップにも繋がるのでぜひ受けてほしいなと思います!
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ケアマネジャー試験は年々難しく、不安に感じる方も多いでしょう。
ですが私はコツコツ9ヶ月を掛けて、通信教材も使わずに独学で合格することが出来ました!
他にも私の周りには独学で合格されている方がたくさんおられます。
きっと積み重ねて勉強していけば合格できます!
しっかりと対策をして勉強していけば合格も難しくないので、応援しています!
👇独学で合格する方法や試験勉強が気になる方はこちらも一緒にどうぞ!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!